失敗しない浴衣選び 〜素材について

本格的な浴衣の季節がやってきました!

この3年間はコロナで花火大会やお祭りが中止になっていたから

今年こそは思いっきり浴衣を着て楽しめるのではないでしょうか?

浴衣買うよーという方に

失敗しない浴衣選びのコツを何回かにわけてお伝えしますね。

失敗しない浴衣選び 〜浴衣の素材を知る

浴衣には主に3つの素材があります。

⒈ 綿

天然素材でお肌に優しいのはもちろん、吸水性があります。
ただ、織り方によっては暑いものもあります。
涼しいものを選ぶならすかし模様の入った織りを選ぶことや、
綿と麻の混紡素材を選ぶと良いです。

有松絞りや注染染めなどの昔ながらの伝統的なものは風情があって素敵です。
現代的な柄ものも綿は種類が豊富なので浴衣のとっかかりとしてはイチオシです。

お値段は比較的お安めです。

プリントなのか、手染めなのかによって価格は変わります。

⒉ 機能性ポリエステル

機能性ポリエステルは、高級なポリエステル素材で

肌あたりがソフトで冷触感があります。

着ていて涼しく、洗ったあと乾くのが早い!

ただ、値段は高いのが難点。

あとしなやかさがあるが故に初心者さんには滑りやすくやや着にくい傾向にあります。

 

ちなみに安いポリエステルは熱い上に身体にべっとり張りつくので不快極まりないです。

⒊ 麻

麻は、涼しく、乾くのが早い。
摩擦力もあるので滑らず着付けのしやすさもあります。
ただお値段は高い。

というのも作るのに手間暇がかかるからです。

麻も今ではほぼ輸入になっています。

そして、柄のバリエーションが少ないのでお気に入りに出会えたならラッキー。

シンプルなものが多いです。
アンティークを探せば派手な柄にも出会えます。
ただ、シワになりやすいのと、多少ごわつく素材なので裄(背中心から手首までの長さ)が短いと

よりツンツルテンに見えやすいです。

 

 

以上代表的な素材でした。

次回は織り方による違いを説明しますね。

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